ニューヨークでの留学やインターンシップの価値を高める、現地の日本人との交流。自ら考えて行動しつづけることで、自信がつき挑戦を楽しめる~外資SaaS企業勤務 濵岡瑞希さん~

海外で学びたい、新しい体験に挑戦したいと思う一方、なかなか踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。


今回お話をうかがったのは、ニューヨークを主にアメリカで4年間の留学後、外資SaaS企業でマーケティング関連業務に携っていらっしゃる、濵岡瑞希さん。


留学中に、現地の新聞社やテレビ局、日本領事館でのインターンシップに参加され、また、NPO法人の実行委員リーダーとして新規事業の立ち上げもご経験されたそうです。


留学前はエネルギーを内に秘めていたとおっしゃる瑞希さんが、どのようにして多くのチャンスに巡り会い、人生の転機を自らつくっていかれたのかを、PRライターの阪本圭帆理がおうかがいしました。




主体的に考え行動していくことが、自信をつけるための第1歩

───ニューヨークへ渡航される前と後では、どのような変化がありましたか。

濵岡瑞希(以下、濵岡)多様な考え方を受け容れて、自分の意見に自信を持てるようになりましたね。


ニューヨークでさまざまな国籍・人種・文化・宗教の方たちと出会う中で、自分に日本人としての固定概念が強くあることに気づきました。出会う人それぞれのバックグラウンドを尊重し、違いは個性として受け容れられるようになったんです。


私が出会ったニューヨークにいらっしゃる日本人の方々は、相手がどんな立場でも、どんな意見でも、否定せずに聞いてくださいました。「失敗は成長につながる」という考えがベースにあるので、ご自身の失敗談を赤裸々に話してくださったこともあります。


そんな信頼できる方々と、インターンシップやNPOでの活動をとおして出会い、自分のやりたいことに対して行動する過程を認めてもらったことは、本当に大きな自信につながりました。




───海外での生活を不安に感じる方も多いと思うのですが、瑞希さんはどうでしたか?

濵岡:実は、不安よりも、新しい挑戦へのワクワクした気持ちの方が大きかったんです。


でも、もちろんはじめは、言語や、慣れない環境での新しい人たちとの生活に苦戦しました。


そのため、英語は必死に勉強をして、学校や外出先でも積極的に話しかけるなどの努力をつづけましたね。


英語に慣れてくると、授業で発言できるようなったり、理解できる内容も深まってきたりして、自分で世界を広げていけるような感覚を楽しめるようになったりして。


また、授業やインターンシップ先の選択などから、自分で決めたことを最後までやり切るという小さな成功体験を重ねることで、生活そのものも余裕を持てるようになってきました。


周りの環境から影響を受けるだけでなく、積極的に人に会ったり楽しいことを見つけたり、自分にできることを探して主体的に動いてみると、不安も和らいでいきますよ。




選択肢を広げるために、人と出会い新しい価値観を取り入れよう

───ニューヨークで印象的だった出来事について、教えていただけませんか?

濵岡:働き方や生き方そのものが魅力的な日本人の方と、身近に出会えたことです。


その方たちは、ご自身で事業を立ち上げていらしたり、複業をされていたり。


それまでは、会社員として1つの企業で長く勤めるイメージしかなかった私の働くことへの印象が、大きく変わりました。


その出会いをきっかけに、私自身も自分の理想とする生き方を、自由に描けるようになりました。そしてその理想像から逆算して、今は何をして、どんな力をつけたいかなど、常に何歩か先を考えて動くようになったんです。


ニューヨークでは、同じように目標や夢をもち、日本を離れ挑戦している方々との交流もあります。学校生活以外にも、インターンシップ先やシェアハウスなどで出会いがどんどん広がっていくのは、ニューヨークならではですね。




───ニューヨークを留学先に選ばれた理由は何だったのでしょうか。

濵岡:もともと海外に興味があって、高校生のころアメリカへホームステイに行ったんです。


そこで英語が話せなかったことや、人見知りな性格の自分を格好悪く感じた悔しさから、もっと勉強したい、自分を変えたい、と思ったのがきっかけです。そんななかで留学の説明会に参加したら、夢と希望がすごく湧いてきて、留学する決意をしました。


大学に入学して1年間はアリゾナ州でも過ごしたんですが、土地柄もあり日々決まった人としか会っていませんでした。


なので、もっと学校生活以外にもインターンシップに参加したりして、多くの人に出会い、チャンスを広げたいという思いでニューヨークの大学へ編入したんです。


また、ビジネスやマーケティングを勉強したいという希望もあったので、「だったらニューヨークしかない!」と。


ニューヨークに移ってからは、この機会を最大限に活かすために、学校以外の活動でどれだけ動けるのかを、特に意識していましたね。




目標を掲げて挑戦することでチャンスに巡り会える

───瑞希さんにとって、ニューヨークはどんな街ですか?

濵岡:ニューヨークは、目標を高く掲げて進んでいる人が多く、パワーをもらえる街です!


また、過去の経歴や肩書きなどにとらわれず、前向きに挑戦されている方が多いので、人と会うことでポジティブなエネルギーをもらえます。


私が住んでいたシェアハウスのルームメイトは社会人でしたが、美容師や、レストランでメニューを考案されている方もいらっしゃいました。さまざまな職種の方に出会えるのも、多くの人が集まるニューヨークならではの良さですね。


私は学校から帰れば人に会い、インターンシップ先でも新しいコミュニティ紹介をしていただいたりと、つながりがどんどん広がっていきました。


自分の知らない世界への入り口やチャンスは、人と会うことからはじまることも多いので、ぜひ多くの人と会ってもらいたいです。





───ニューヨークで何かに挑戦したいと思っている人に向けて、メッセージをお願いします。

濵岡:今の自分の目に見えているものだけ、今の自分の頭の中で考えられるものだけが全てだと思わずに、ぜひ自分から可能性を広げてほしいです。


そのために、行動することでさまざまなチャンスに巡り会えるということを意識して、小さなチャレンジをつづけてもらいたいです。


はじめは自信がなくてもいいんです。


ニューヨークには、夢を掲げてやりたいことに挑戦している方が世界中から集まっていて、お互いの夢を応援し合っています。


自信をもてなかった私が、自分のありたい姿を見つけ積極的に人と関わるようになり、人生を大きく変えることができたのも、そんなニューヨークの文化があったから。


みなさんも、ありたい自分に出会うために、ぜひニューヨークで挑戦してみてください!




インタビューを終えて

こんにちは!今回の取材を担当しましたPRライターの阪本圭帆理です。


瑞希さんは、挑戦することに対し、ワクワクして楽しんでいる印象がとても伝わってきました。それは、いろんな選択をする場面でポジティブに考えてらっしゃるからだと思いました。


私自身、何かに挑戦するときは、どうしても先のことを考えて不安になることが多いですが、まずは前向きに、1歩踏み出すことを大切にしようと思いました。


(取材・執筆:PRライター 阪本圭帆理 / 編集:PRライター Hitomi Fukuoka)

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